ゆるいわけではないのかもしれない
前日、「近藤さんはゆるいなあ。そこがいいんだけど、大丈夫かな?」という概要のエントリーを書きました。そのエントリーでも書きましたが、私がゆるさを感じたのは下のような近藤さんの文でした。
はてなの中で自分のことを書いている人を簡単に探すことができたら便利だし、それで知り合いでもできたら素敵だなあというのが発想でした。
しかし改めて考えると、これはゆるさではなく、近藤さんの矜持なのかもしれない、という気がしてきました。
はてなはもともと人力検索から始まりました。コンセプトは「質問する人と教える人が対等の立場でコミュニケーションを取れるサイト」というものでした。その後、次々と新しいサービスが加わっていきましたが、はてなのはじまりは「ネットを通じたコミュニケーション」であり、それが全てのサービスの根底に流れているはずです。だからこそ「リンクをはるだけでトラックバックが送れる」という、はてなユーザーの輪を繋げていく発想は「素敵」であり、はてならしさであり、はてなとして譲れない機能なのかもしれない、と思いました。
・・・と、まあ、私の勝手な思い込みを書かせてもらいました。しかし、私はなぜ土曜の朝から近藤さんのことを一生懸命考えているのでしょう・・?『「へんな会社」のつくり方』を読んだから?
参考リンク
http://hotwired.goo.ne.jp/webmonkey/report/08/index.html
- 作者: 近藤淳也
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